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ヘブロンという街に行く。
ここは元々パレスチナ自治区なんやけど、ユダヤ人の入植地がある場所。
街がイスラエル側とパレスチナ側の2つに、分断されたようになっとるらしい。
こないだも載せた図にも書いてある。
http://palestine-heiwa.org/wall/wall.html

要するには、自分たちの欲しいところを無理矢理取ろうってわけ。
興味があればこれも参考に。
http://tanakanews.com/f0705israel.htm

ここはアブラハムの墓があるとされとる、モスクがある街。
イスラム教にとっても、ユダヤ教にとっても聖地となる大事な場所の様。

バスを降りてまずはパレスチナ側の街中を歩く。
DSC_0281.jpg

ふらふら歩いとると、子ども達は「写真撮って!」とポーズ決めてくれる。
DSC_0266.jpg

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そしてカメラの液晶のぞきこんではキャッキャと無邪気に楽しそうや。

ってか子どもに留まらず、、、
おっさんに至っても「写真撮ってくれたまえ」とドヤ顔で決めてくれますから!!!
DSC_0275.jpg
そんな感じで、雰囲気は平穏そのもの。

でもある場所に行くと、屋根の上にこんな金網が。
DSC_0259.jpg
上の階に住み着いたユダヤ人が、ごみを落とす嫌がらせをするために張られたものやとか。
こういう嫌がらせでジワジワとパレスチナ住民を追い出すようなこともするらしい。

そんな中、ある一人の住民に家を案内したいと言われたからついて行くことに。
屋上から見えたんは、イスラエル兵が見張りをする見張り台。
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数百人の入植者住民に対し、数千人のイスラエル兵が守っとるんやとか。。。

ドラム缶に残る銃弾の痕。
DSC_0257.jpg
ヘブロンはイスラエル軍が攻めて侵攻・銃撃・砲撃して入植を進めたらしいから、その時の痕かな。。。

この住民が話しとったことで印象的やったのが
「(ユダヤ人は)ここを買い取るのに多額のお金をくれると言うけど、私たちはそんなものはいらない。
 私たちの願いはここに住み続けることだけだ。

チェックポイント呼ばれる場所を越えて、イスラエルの入植地側に入る。
そこはまるでゴーストタウンの様やった。
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ほとんど人の行き来のない道。

たまに見るのはユダヤ正統派の方々と、手に銃を持ったイスラエル兵。
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この人達は、この状況を見て何も思わんのやろうかという疑問が起こる。

もう長いこと、誰にも手入れされてないのが分かる。
DSC_0299.jpg

そんな中にも、わずかに住んどるパレスチナ人もおるらしいんやけど、、、
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自分の住んどるところに帰るのに、毎回チェックポイントを通らなあかんなんて馬鹿げとる。

今は少し離れた場所に、新しい建物を建て、その中で暮らせるような街を作っていっとるらしい。
この建物たちもいずれは壊されて、新しいものに変わるんかもしれへん。
ちなみに、入植地同士を行き来出来るような道も整備しとるらしい。
その道によって、パレスチナ自治区を分断するような策略もあるみたいや。

この人たち(ユダヤ人)は、パレスチナ側に土地を譲る気なんかこれっぽちもないんや。
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ここに来て、そう思った。

ここで会ったパレスチナ人はPLO(パレスチナ解放機構)のアラファト議長のことを「僕らのリーダーだ」と言うとった。
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少なくともヨルダン川西岸地区は、パレスチナの全土返還は求めてない。
DSC_0326.jpg
(ちなみにニュースでよく聞くガザ地区は指導者が違い、パレスチナ全土の返還を求めとる。)
もちろんイスラエル側・パレスチナ側の全ての人が、こういう意見じゃないやろうし
みんなそれぞれの立場から、それぞれの意見があるやろう。


旅の中でポーランドに行き、ユダヤ人の悲惨な歴史も目にしてきた。

「自分達には居場所(国)がなかった。だから殺された。」

自分たちの国を持てず迫害を受け、そしてあの大虐殺。
だからこそ自分達のせっかく持った国をどうしても手放せへんっていう気持ちがあるのは分かる。

だけど迫害される側の苦しい・辛い立場は分かっとるはずやろう??
同じコトを繰り返すん??

パレスチナ側からのテロなんかがあるのも知っとる。
でもそりゃ自分達の土地をこんな無理矢理な形で奪われたりしたら、反抗したくもなるやろう。

国際法で決められたことすら無視して、いろんなことを勝手に力で押さえつけながらやっとるんやから。
少なくとも、あたしはイスラエル側の支持は出来ひん。

結局人間は欲望にまみれた生き物で、自分が良ければそれでいい。
そう思っとるんやって強く思った。

自分だってそう。
所詮は自分のことが一番。

だからこそ、せめて自分の目の・手の届く範囲の人達を笑顔に出来る自分でおりたいって思うんや。
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2012.08.26 


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